面倒は保険が見てくれる

若い内からしっかり保険料は納めておきましょう。というのは、将来、自分が年老いたときになるべく家族には迷惑をかけたくないものです。老後の親の面倒は子供が見るのが当たり前だったひと昔前と違い、核家族化や晩婚化によって、介護が困難な問題が浮き彫りになっています。公的な『介護保険』の制度の仕組みも理解しておきましょう。家族に代わって国が面倒をみてくれます。介護保険料の支払いは、40歳から始まり、原則65歳から介護サービスを受けることができます。認定までの流れは、介護して欲しい年齢であったり、衰えを感じたのなら、福祉課にて本人または家族が申請します。認定調査員による調査の実施があり、自宅に調査員が聞き取りに来てくれます。患者の担当主治医が意見書を書いて自治体に渡し、1次判定から介護認定審査会による2次判定が行われます。介護士の不足が懸念される地域もまだまだありますし、本当に介護が必要なのかが審議されます。認定されれば通知が届く流れです。